「あっ」 思わず漏れた声にヒロちゃんが反応する。 「ん?誰か知り合いでもいたか?」 「だ、ダメ!!見ないで!!」 振り返ろうとしたヒロちゃん。 あたしはテーブルの上に乗せられていたヒロちゃんの手を引っ張ってそれを制止した。 「何でそんなに慌ててんだよ」 「シッ!!ヒロちゃん、静かにして」 人差し指を唇に当てると、ヒロちゃんは不思議そうに首を傾げながらもあたしのお願いを聞いてくれた。