狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】


『だから、俺から離れようとすんな。俺の近くにいれば、必ずお前を……――』


『……――嫌いなの』


『は?』


『あたし、やっぱり不良は嫌い。星哉もあたしが不良嫌いなの知ってるでしょ?』


自分でも信じられないくらいの冷たい声でそう言い放つ。