「中2から高1の初めまでだから……2年くらい付き合ってたと思う」
「2年……」
「あぁ。桃華ちゃんにとっては酷かもしれないけど、あいつら、すっげぇお似合いのカップルでさ。だけど、突然別れたんだよ」
「突然別れたって……どういうことなの?」
「実はさ、瑞穂の父ちゃんって大手化粧品の営業マンでさ。そのお得意先の息子とやらと星哉がトラブルになって……それが原因で別れたんだ」
「トラブルって……どんな?」
あたし、何も知らない。
星哉の過去を……何一つ知らないんだ。
「2年……」
「あぁ。桃華ちゃんにとっては酷かもしれないけど、あいつら、すっげぇお似合いのカップルでさ。だけど、突然別れたんだよ」
「突然別れたって……どういうことなの?」
「実はさ、瑞穂の父ちゃんって大手化粧品の営業マンでさ。そのお得意先の息子とやらと星哉がトラブルになって……それが原因で別れたんだ」
「トラブルって……どんな?」
あたし、何も知らない。
星哉の過去を……何一つ知らないんだ。



