「だけど、あたしは違うよ……?」 「さっきから何が言いたいんだよ」 「あたしは……星哉が女の子に抱きつかれたり、腕を組まれたりしたら嫌だよ?全然平気じゃないよ……?」 瑞穂ちゃんに抱きつかれたところを見られていたなんて夢にも思っていなかった様子の星哉。 「桃華、お前……――」 星哉が驚いたようにこちらに目を向ける。