『お前のダチってずいぶん声が低いんだな。男みたいに』 低くてかすれたドスのきいた声に全身の血の気が引いていく。 『あっ、あのね……これは……――』 『楽しいところ悪かったな、邪魔して』 『あっ、星哉……――!!』 弁解する暇もなくプープーッという終話音が耳に響く。 「ど、どうしよう……」 完全に誤解されたし、完全に怒らせた。 最初からヒロちゃんは男の子だって話していたらこんなことにはならなかったのかも……。 「ヒロちゃん、どうしよう!!彼氏に誤解されちゃったみたい!!」