「……――つーか、桃華、熱あるんじゃね?」 しばらく歩き続けていると、突然、星哉がピタリとその場に立ち止った。 「え?」 「手、熱いし」 「嘘……。まさか……」 確かに体中が熱を帯びているけど、これはきっと星哉のせい。 星哉とどこか少しでも触れっているだけで、あたしの体はおかしいほどに熱くなる。 だけど、言われてみれば確かに少しだけ体が重たい気がする。