「いたた……」 その拍子に星哉の体に頭をぶつけてそう口にすると、顔のすぐ横にある電信柱に気がついた。 「あれっ?」 もしかして、星哉が引っ張ってくれなかったらあのままぶつかってた? 「あ、ありがとう。おかげでぶつからないですんだよ」 ニコッと笑いながら星哉を見上げる。