「うん!!あたし……少し前から星哉のことが好きだったんだっ。だから、付き合えてすっごい嬉しいの」 「へぇ……」 「今日もね、一緒に帰ろうって誘ってくれたの~!!放課後デートなんて緊張しちゃうなぁ」 「放課後デート……かよ」 自分だけじゃもてあましちゃう喜びを伝えても、愁太はどこか浮かない表情を浮かべている。