狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

だけど、そんな心配をよそに狼谷君から返ってきたのは、意外な言葉だった。


「どうせ暇だし、行きたいところがあるなら付き合ってやるよ」


「えっ?本当に?」


「あぁ」


「わぁ~!!やったぁ!!どこに行こうかなぁ~!!」


狼谷君と一緒ならどこへいったって楽しいかも。


遊園地や動物園は……制服じゃ……微妙かな。


映画は……観たいのがなかったらあれだし……


ショッピングもいいけど……狼谷君は嫌いそうだな。


行きたいところはたくさんあるけど、恋愛初心者のあたしにプランを練るのはちょっと難しい。


しかも、今日に限っては制服だし。


考えに考え抜いた揚句、あたしの口から出た言葉は


「駅前をプラプラしようか?」


だった。