「い、いただきます……」 パチンっと両手を合わせて恐る恐る目の前の牛丼に箸を伸ばす。 狼谷君が向かったのは学校の近くにある牛丼屋さんだった。 慣れた様子で店内に入り牛丼を二つ注文した狼谷君。 小さなテーブルに狼谷君と向かいあうようにして牛丼を食べる日が来るなんて……。 まさかの展開と緊張でなかなか箸が進まない。