狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

「お前がこれを持ってたら、お前が謹慎になるだろ」


「でも、あたしはまだ謹慎になったことないから。狼谷君は今度で二度目でしょ?そうなったら謹慎じゃすまないかもしれないし……」


「お前さぁ……――」


狼谷君の鋭い瞳があたしに向けられる。


その途端、心臓がおかしくなりそうなほど暴れ出す。


狼谷君とは友達以上の関係にはなれない。


分かっているのに自分の気持ちをセーブすることができない。


狼谷君と一言言葉を交わすだけで……


目が合うだけで……


こうやって一緒にいるだけで……


あたしの狼谷君への『好き』の気持ちはどんどん強くなる。