狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】


「お、お前ら……そういう関係だったのか?」


意外そうに目を丸くする先生。


「えっとぉ……これは……そのぉぉ……」


「二人の仲はよくわかった。でも今すぐ着替えて校庭に集まれ。いいな?」


「……――は、はい!!」


返事をしようとしない狼谷君の代わりに大声で返事をすると、先生はいそいそと教室を後にした。