「安心して頂戴。貴方の相手は私たちが決めて差し上げたわ。ほら、あそこに居る彼よ」 「せいぜい、庶民同士頑張ることね」 そして、再び高笑いを響かせると、二人はその場から去っていった。 何で、私の考えていることが分かったの?…コワッ。 背中を悪寒が駆け巡った。駆けたんじゃない、駆け巡ったです。ここ重要。