様々な言葉も一緒にかけられる。 綺麗だの、魅力的だったの、凄かっただの。 極めつけは相手は誰だの、と。 相手なんて、一人しかあり得ないじゃない。 貴方たちが勝手に決めて、一緒にやることになった彼。そう。 「何してんの?」 …原口くんしか居ない。ふぅ、と耳元に息が吹きかかる。 後ろから抱かれているのか温もりに包まれた感覚。私のではない悲鳴が響く。