あいつ…この俺の姿を見て、どんな反応をみせるのだろうな。 無意識の内に頬が緩んでいたのを、引き締める。 こんなダンスパーティー出る気なんて更々なかった。 それが、なんで出る気になったのか。自分自身、不思議に思う。 出会いはそう、屋敷を抜け出し適当に歩いていたときだ。 ふと目に付いた店に入った。そこに、あいつは居た。