あの、後3回だと忠告されてから一度も彼の足を踏むようなことはなくなった。

これで、罰ゲームもなしだ。

面白いと言った罰ゲームが何なのか興味がない訳ではないけど、罰ゲームにならないことに超したことはない。

原口くんが少し残念そうなのは見なかったことにしましょう。


「じゃあ、残りも完璧に踊れるようにビシバシ教えますね」

「ははっ」


が、頑張りますよ。はい。

ちょっと、踊ることも楽しくなってきましたし。