まるで俺に何かを望んでいるかのような言葉。 そして、何かを訴えるような瞳だった。 一体俺に何をしてほしいんだ。 何度自問自答しても浮かんでこない答え。 だから・・・ 莉央の為じゃなく、 俺の為の行動とは何なのか。 結論はそこに至った。 二度と誰にも触れさせないように。 誰の目にも映らないように。 俺だけの莉央になるように。 ・・・莉央をこの手で終わらせる事を決めた。