がちゃ…


「屋上さいこー!」


「またお前らかよ…ここ立ち入り禁止っつたよね?」


「だって屋上好きだもん。」


ねー!と二人で口を尖らせながら言った。


「あれ?なんで屋上に女子が居んの?」


ふと後ろから声が聞こえてきた。


「あたし達におかまいなく♪」


「いや、そうぢゃなくって…」


そう言って、彼は手に袋をぶら下げたまま、


この、イケメンくんの所へと向かった。