ねぇ?冬馬・・・私は冬馬がそんな男じゃないって知っているよ?




だから、安心して。





信じているから・・・ただ、少しだけ見に行くくらいいいよね?






蒼龍の倉庫に着くと窓から覗き込む・・・。





いつもは居るメンバーも一人もおらず居るのは、冬馬と綺麗な美少女。





「綺麗。」




思わず口に出してしまうくらい、私とは比べ物にならない美しさを備えた少女、この子に絶世の美女という言葉が合うのだろう。





素直にそう思えた。





あんなにきれいだなんて羨ましい―――




そう思ったのは一瞬の出来事でそのあとすぐに不安が私に襲いかけ始めた。