「本当にサイアク……」 面倒臭い。 しかも、実際はライオンが手伝うことはないだろう。 前のやつの資料整理に、蜂の分の過去の実績を資料としてまとめ、 前のやつの資料を適当に処分しなくてはいけない。 この資料を正しく処分しないと、敵に情報が回ってしまうのだ。 そして、なにより大変なのが、様々な認証システムに蜂を入力しなくてはいけないこと。 とてもじゃないが、3人で片付くだろうか……? 「トラ、やっぱり私ーー」 「逃げるわけないよな?」 思わずため息が出てしまった…