仕方ない。 一か八か……ここから出るしかない。 片腕は使えないけれど、もともと私は利き手でしか撃てないし。 グレネードもまだある。 私は、その場から勢いよく飛び出す。 ガァン! コンテナに当たり、穴が空いたのがわかる。 今の撃たれた角度から位置を逆算すると……あそこか。 私は、大型コンテナが三段積まれた場所の上を見る。 人影と銃がわかる。 相手も、私に見つかったことがわかったのか、立ち上がった。 「逃がさない!」 手榴弾を取り出す。 コンテナの上に上り、三段コンテナまで走る。