確かに、私がここに乗り込む理由は説明したけれど…… 人体実験の話をした記憶はない。 「……なぜ、それを…」 松永は怯えているのか、途切れ途切れに言葉を発する。 「……こっちにはこっちの調べ方がある。逃げられると思わないことね。」 「………くそっ」 「それで、人体実験の話をしてもらおうかしら?」 あいが、再び松永に言った時だった。 「……っくそぉぉぉぉおお!!」 松永が吠えたと思ったら、立ち上がり自分の机にある拳銃を握りーーー バァンッッ