掲示板の内容だ。 (馬鹿馬鹿しい…、ガキかってんの…) とは考えつつも彼は思い立ったように走り出していた。 ガキの内容。されどガキの内容。 それはタイムマシンに乗りたかった訳ではない。 ここまで、引きずる自分に多少の嫌気が差したが、気にはしなかった。いや多少したが。 (時を変えれば…) 彼女は生き返るかもしれない、と。 指定された部屋へと、馬鹿にする心と反比例に大きくドアを開いた。 …ーそして今に至るのだ。