「ゆーちゃん…??」


話しかけても、寝息が聞こえるだけ…


やっぱり、寝てるんだね…


「寝てると思った…??」


「ほぇ??」


声が聞こえた方を見ると…


ゆーちゃんが目を開けてました☆


ってえぇ!?


「起きてたの…!?」


惟斗「んー。さっき♪」


さっき…??


「もぅ…帰るから、手を離して…??」


まだ、ゆーちゃんに手を掴まれたままです…


惟斗「やだ♪萌音が一緒に寝てくれるなら、いいよー♪」


か、可愛い…!!


だけど…


「やだ」


そういうと、ゆーちゃんの顔が…


険しくなりました☆


惟斗「…お願い…」


ゆーちゃんは、お願いのポーズをしてます…


うぅ…


ゆーちゃん、ずるい…!!


「いいよ…」


結局、私が負けてしまいました…


うぅ…


我ながら、バカだと思ってます…