私は、ゆーちゃんの部屋に行った。


ガチャ


部屋に戻ると、ゆーちゃんがベッドに座っていた。


「ゆーちゃん??」


ゆーちゃんは、私を見て笑顔で近づいて来た。


「ゆ、ゆーちゃん…??」


ど、どうしたのかな…??


ぎゅっ


「へ…??」


ゆーちゃんは、私に近づくと私を抱き締めた。


なんで…


私、抱きつかれてるの…??


「えーと…とにかく…ベッドに寝よう??」


私は、ゆーちゃんをベッドに寝かした。


ふぅ。意外とゆーちゃん、重たかった…


なんて、言うとゆーちゃんに怒られるから言わないけどね??


「ゆーちゃん、はい!!」


私は、ゆーちゃんに温度計を渡した。


惟斗「ん…」


ゆーちゃんは、温度計を口に加えた。


温度計が鳴るまで、私はゆーちゃんの部屋にある雑誌を読んでいた。


ピピピ ピピピ


あ。やっと、鳴ったみたい♪


「かして??」


ゆーちゃんから、温度計を受け取った。


「え…!?」


38.1!?


「だから、こんなに熱いんだね!!」


私は、ゆーちゃんのおでこにタオルをのせた。


「しんどい??」


惟斗「…うん…」


だよね…


38°Cあるのに、しんどくないわけないよね…