パチッ


誰かが電気をつけたみたい…


よかった…


「「「惟斗(ゆーちゃん)お誕生日、おめでとうー!!」」」


ゆーちゃんは、キョトンとした顔で私達を見てきた。


「ゆーちゃん…??」


どうしたのかな…??


惟斗「…いや…びっくりした…」


「そうなの??」


百合「あ!!いっけなーい!!私達、今から用事があるの…ごめんね??」


百合ちゃんは、ダッシュで部屋を出ていった。


私達だけ、残った…


そのあと、沈黙が続きました☆


惟斗「どうする…??」


えーと…


どうするって言われても…


「帰る…」


しかないよね…??


私は、荷物をまとめて部屋を出ようとしたら…


グイッ


「ほぇ?キャッ」


ゆーちゃんに腕を引っ張られて、バランスを崩した。


「うーん…」


私は、目を開けた。


「ほぇ??」


なぜか、ゆーちゃんの腕の中にいる…??


惟斗「…まだ、ちょっといて…」


ゆーちゃんが…


甘えてる…!?


いつもの、ゆーちゃんだー♪


ゆーちゃんってなんで、みんなの前で素にならないのかな…??