百合「じゃあ、巧に協力してもらわないと」


そういって、百合ちゃんはリビングを出ていった。


「え…?」


えーと…


私、どうしたらいいの…!?


百合ちゃんもいないのに…


1人は、さすがに怖いしさみしいよ…


ガチャ


百合「萌音ー??」


ビクッ


「百合ちゃん…??」


いつの間に…??


リビングに入って来たの…??


百合「もぅ…何??」


「ううん。なんでもないよ」


私は、ニコッと笑った。


多分、苦笑いになってたと思う…


百合「ほら、準備出来たからいくよ」


「へ…?」


準備…できたの…??


私…


何もしてない…


ど、どうしよう…


百合「萌音、あんたはケーキを運ぶ以外は何もしないで」


「…はーい」


うぅ…


なんで、何もしたらいけないの…??


←物を壊すからだよ!


百合「ほら、行くよ」


私は、今から暗闇に突入しますっ!!


怖いけど…


腹を括りたいと思います!!