「ねぇねぇ!!何の話し??」
百合「萌音には、まだ早いから…」
私には、まだ早いの…??
どんな話しだったのかな…??
母「ふふっ♪青春っていいわね~♪」
青春…??
百合「あ!!もう、こんな時間…!?帰らなくちゃっ!!」
百合ちゃんは、時計を見て顔を真っ青にした。
私もつられて時計を見た。
え…!?
こんな時間なの…!?
だから、お父さん達が帰って来たんだね??
時刻は…
11時だった…
母「百合ちゃん、今日泊まって行く??」
百合「え…??でも…」
「用事があるの…??」
百合「ううん。用事はないけど…」
「けど…??」
百合「迷惑じゃないんですか…??」
迷惑…?
百合ちゃんが…!?
そんなわけないのに…!!
母「全然、迷惑じゃないわよ」
お母さんは、ふふっと笑った。
母「百合ちゃんも家族みたいなものなの。だから、迷惑なんて思わないで??」
百合「…ありがとうございます」
百合ちゃんは、笑顔だった。
だから、私もつられて笑顔になった。

