そのあと、ゆーちゃんの家に連れて来られた。
しかも、腕痛い…
うぅ…
泣きそう…
「ヒクッ ゆーちゃん…うぅ…どうしたの??グスッ」
惟斗「な、泣かないで??」
いつもの可愛いゆーちゃんに戻ってる…
よかった…
「ゆーちゃん…可愛い…」
ギュッ
私は、ゆーちゃんに抱きついた。
だって、可愛いんだもん!!
可愛いものには、抱きつかないとっ!!
惟斗「…嬉しくない…」
嬉しくないの…??
なんで…??
惟斗「男は、かっこいいって言われた方が嬉しい」
そうなんだ…
知らなかった…
「でも…男の子は可愛い方が好きだもん」
ゆーちゃんを見て言うと…
ゆーちゃんは、顔を赤くした。
「ゆーちゃん…??熱…??」
コツン
私は、ゆーちゃんのおでこに私のおでこをくっつけた。
「うーん…熱はないね…」
じゃあ、なんで顔が赤いのかな…??
あれ??さっきより、顔赤くない…??
惟斗「ち、近い!!」
「??」
近い…??
何が??
惟斗「か、顔…///」
顔…??
ハッ
「ご、ごめん…私みたいなブスの顔が目の前にあったら、怒るよね…」
だから、顔が赤かったんだね…
ちょっと、ショック…
惟斗「ち、違う…!!か、かわいすぎて…」
ゆーちゃんの声が小さくて…
何を言いたいのかわからない…
「ゆーちゃん…私、今から用事あるから帰るね??」
惟斗「え…??」
ゆーちゃんは、驚いたのか…
目を見開いてる…
どうしたのかな…??
惟斗「その格好で…??」
その格好…??
って…
今の格好のこと…??
「うん。そうだよ??」
今から、着替えてたら…
時間がないもん…

