家までお互い無言だった。
だって何喋ればいいかわかんないし。

いまだに佑都、ちょっと不機嫌だし。

でも繋いだ手から伝わる体温が
ものすごく心地良くて、安心する…。


この時間がずっと続けばいいのに、
なんて思ってしまう自分に驚いた。