その後、適当に海花と佑都と喋って
朝休憩が終わった。

でも何を話したかなんて記憶にない。
はぁ。溜息がもれる。

「ーき!黒崎っ!!」
「はっはいっ!」

急に先生に名前が呼ばれ声が裏返った。
どっと笑いがおこる。

うわー。恥ずかしい。
顔が赤くなるのを必死におさえた。

「黒崎、顔が赤いぞー?」

…おさえれてなかった!!
もう先生やめてよ。
よけいに笑われたじゃんっ!

とは、言えないので。

キッ!と先生を睨む。