伝説の姫君



倒れたままの男が、仰向けになり
弱音をはく。



「・・・くっそ、またダメだった」



「トール、あなたには隙がありすぎるのよ」



見上げるとそこには、稽古の相手をしてくれたアクアがいた・・・。