『城主(太田)は水道管とは別に、雨水などを溜める池を城内に作る。酒樽(藁、木炭、砂利など何層にしたもの)を利用して濾過装置を至るところに設置した。 これには城内の者は感激する。(殿様は天才か?) 』


「露姫はお殿様を尊敬しだす。そして、井戸作りは途中で止めたのである。」



『城内全ての襖の中に芋蔓草を入れて作らせた。もしものことがあって、籠城した場合の食料にするのである。』



それから、数週間後「安井ノ城」は完成した。

白拍子などを呼び、呑めや詠えの完成式を開くのであった。