「さっさとやっちゃおうか!」


「はいっ」


2人で片付けに取り組んだ。


私はビーカーや試験管を元の場所へ戻していった。


早瀬くんも少し離れたところで薬品の整理をしてくれた。


そして私は片づけをしながら、




ここで私は早瀬くんを好きになったんだよなぁ…




と考えていた。


あの時のこと、早瀬くんは覚えててくれてるのかな…。


覚えててくれてたら嬉しいな。


…でも、忘れてるか。