『またね、美衣ちゃん』


『は、はい!で、では…さささ、さようなら!』


緊張し過ぎて噛みまくりだし!


恥ずかしっ。


私は慌てて理科室を出ようとした。


その時何故かちょうどドアが開いた。


『早瀬~、すまないな理科室の片付け頼んで---…』


『ギャッ』


突然入ってきた理科の先生にぶつかってしまった。


『フッ…』


早瀬くんが笑った。


『おお?!鮎川か!すまんすまん!』


『ご、ごめんなさい!失礼しましたぁ~!!』