『えっと、じゃあ友達を待たせてるんで失礼します』
緊張しながらも笑顔でそう言い、理科室を出ようとした。
でもその時早瀬くんが、
『ねえ』
と私を呼び止めた。
『はい?』
早瀬くんの方を振り返った。
『名前、なんていうの?』
え??
『鮎川…鮎川美衣です』
『美衣ちゃんか。なんか猫みたいな名前でカワイイね』
カ、カワイイ?!
名前のことを褒めてもらえて嬉しくなった。
しかも、名前で呼ばれるなんて!
早瀬くんってずっと思ってたけど、人懐っこい人なんだ…。
緊張しながらも笑顔でそう言い、理科室を出ようとした。
でもその時早瀬くんが、
『ねえ』
と私を呼び止めた。
『はい?』
早瀬くんの方を振り返った。
『名前、なんていうの?』
え??
『鮎川…鮎川美衣です』
『美衣ちゃんか。なんか猫みたいな名前でカワイイね』
カ、カワイイ?!
名前のことを褒めてもらえて嬉しくなった。
しかも、名前で呼ばれるなんて!
早瀬くんってずっと思ってたけど、人懐っこい人なんだ…。


