それは高校に入って1ヵ月が経つ頃だった。
『あ、早瀬くんだっ』
近くにいた子がそう言った。
私はその子の言葉に反応して早瀬くんの方を見た。
この時はまだ早瀬くんのことはただの憧れでしかなかった。
『…ホント、カッコイイ人だなぁ~』
入学した時から早瀬くんは有名だった。
新入生代表挨拶で壇上に上がったの女子の反応と言ったら…。
あんまりキャーキャーはできないけど、『あの人カッコイイ!』と小声で話をしていたのが私の耳にも入ってきた。
私もその時から早瀬くんのことを憧れのような、目の保養のような感じで見てきた。
でも1年の頃はクラスも違ったから話したことなんてなかった。
早瀬くんのことはみんなが言ってることしか知らなかった。
頭がいいとか、よく告白されてるとか…。
『あ、早瀬くんだっ』
近くにいた子がそう言った。
私はその子の言葉に反応して早瀬くんの方を見た。
この時はまだ早瀬くんのことはただの憧れでしかなかった。
『…ホント、カッコイイ人だなぁ~』
入学した時から早瀬くんは有名だった。
新入生代表挨拶で壇上に上がったの女子の反応と言ったら…。
あんまりキャーキャーはできないけど、『あの人カッコイイ!』と小声で話をしていたのが私の耳にも入ってきた。
私もその時から早瀬くんのことを憧れのような、目の保養のような感じで見てきた。
でも1年の頃はクラスも違ったから話したことなんてなかった。
早瀬くんのことはみんなが言ってることしか知らなかった。
頭がいいとか、よく告白されてるとか…。


