「泣くなよ…」 「ごめんなさい!もう大丈夫☆」 明るく振る舞ってみる。 それから洸と陽へのお土産を見たりして、 気づけばもう辺りは暗くなり始めていた。 「よし、じゃあ次は観覧車に乗ろう!!」 「うん!」 観覧車から見下ろす景色は、きれいなんだろうなぁ。 「どうぞ~♪」 営業スマイル全開のお兄さんに誘導され、乗り込んだ。