そう言うと宇野さんはスッと私を後ろに隠すようにして前へ出た。 「はいはい~♪俺の女に何の用かな?」 お…俺の女って……! そのワードを聞くだけで顔が赤くなっちゃうのは仕方ないだろう。 「チッ、彼氏持ちかよ。」 そう言ってチャラ男二人組は遠ざかっていった。 またお世話になっちゃった… この前といいさっきのといい、宇野さん、頼もしいな…。