「待ち合わせまであと何分?」 「えと…一時間くらいあるけど…」 「そ?ならまだ時間はあるわね♪」 ―――20分後。 「はいっ!完成!! 鏡 見てみ?梓。」 そう言ってドキドキしながら鏡で自分の姿を確認すると、 「…………わ…自分じゃないみたい…」 まるで別人のようになった私、沢田梓がいた。