するとまた足を止めた宇野さん。今度は何?
「あそこ。」
そう言って指差したのは、いつもお世話になっているコンビニ。コンビニが…何?
「行っただろ」
「あ、朝 行きましたけど。」
「俺も行った。」
おお!なんという偶然!
「梓、生徒手帳ある?」
なんでそんなこと聞くのかな。
「ありますよ?」
「ちょっと見せて。」
しょうがないなぁと思いつつも、ポケットの中から生徒手帳を……って、ない!!
「やばい!なくしちゃった!」
慌てて鞄のなかも探すけど、やっぱりない。
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