☆梓side



「洸~、陽~、朝だよ~!起きて~!」



…私の一日は、この言葉から始まる…。


そして、決まって


「んー、もうちょっとぉ…」



よし!ここは心を鬼にして何が何でも二人を起こそう!!



「洸も陽も、いつまで寝てるの!学校に遅れるよ!!」


起きてもらわないと私まで遅刻なんですけど…。


「洸!もう五年生でしょ!!一人で起きられないの!?

陽ももう二年生でしょ!!」


さすがにここまで言えば…


「わかったよあずねぇ。」


起きてくれた☆