「ちこちゃんは一緒に旅することになったから」 「そうなの?」 「ええ、あとの人達は牢屋行きよ」 「そっかぁ、ちこちゃん、助かったんだね」 「これも、日奈のおかげだよ」 「そんなことないってばー」 「まぁさ、早く直しなさいよー!」 「うん、ありがと」 そういうと、部屋から出ていった。 少し、体を動かしてみるけど やはり足の感覚が戻ってこない。