りうくんを自分のベッドに寝かせて、ため息をつく。
「ショックだよ…」
なんで、こんなにショックなのかもわからない。
なんで、こんなに嫌われたくないと思ってるのかわからない。
コンコンッ
りうくんを見ているとドアが叩かれてあたしはそっと開けた。
そこにいたのはソラ。
「あのさ…」
「船長はみんなのこと見てなきゃダメだよ。
ほら、りうくん寝てるし」
無理やり、ここから離れさせようとすると、
あたしを部屋から出して、優しくドアを閉めた。
「そのみんなの１人だろ、日奈は」
「…っ」
「なんで、そこまで避けるんだよ。
昨日の服はどうした？」
