1時間ほどで会議が終わりみんな持ち場に戻っていく。 「ソラ」 「ん?」 この声的に、もうプライベートモードだ。 あたしはそっと隣に座る。 「日奈と、なんかあった?」 「は?」 明らかに動揺するソラ。 珍しいなぁ、と見ていると尚毅がおもしろそうに笑った。 「仲直りできたのか」 「…俺とナギのことを誤解してた」