LOVE in the SEA.

「そのこと？」


「へ？」


「俺たちが２人になると距離おいてたのってそのことがあったからなの？」


「…」


なんか、そう言われると、


今まであんなに距離をおいてねちねちしてた自分が恥ずかしいって言うか。


むかついてくる。


「おーい」


「も、もういーの！」


あたしは掛け布団を頭の上までかぶってシャットダウンした。


だけど、そんなのをソラが許すはずがない。


がばっとはぎ取られた。