「それより凪裟」 「ん?」 「『ん?』じゃないよ!!結構ここ深くない?」 水面は丁度あたしの首くらい。 背伸びして歩いてるけど、結構キツい。 凪裟は背が高いからまだまだ余裕みたいだけど、あたしみたいなチビには拷問って言っても過言ではないと思う。 「あ、わりぃ。 でも…。やっと二人きりになれた」 な、何なのっ!? この甘過ぎる雰囲気は!!