大好きでした。心から…
愛してました。本当に…

貴方が私にしてくれた数々のこと。
貴方が私に教えてくれた沢山の初めて。
感謝してもしきれない程
貴方には感謝しています。

いつもして貰ってばかりだから
何かで返せたら良いな…って思てた。

でも、何をしてあげれば喜ぶか
どんな方法で気持ちを伝えれば良いのか
考えても考えても、名案は浮かばない。

そんな時、貴方が風邪を引いた。
心配で心配で、何かしてあげたいのに
側に居られない事が辛かった。
自分が熱を出した時
ずっと側に居てくれて、気遣ってくれて
嬉しかったから。
普段は滅多に外に出たがらない自分が
"出来る事なら行きたい"とまで思えた。
少しずつだけど
自分が変わっていけてるような気がして
浮かれてたのかも知れない。

ありがとう と 大好き って気持ちを
伝えたくて、友達に相談した。
少女漫画と同じ恋愛を夢見る女の子に。
理想が高い故に経験は浅い。
そんな子に相談したことを
全て失った頃に後悔した。
他人の言うことを信じてみようと思った
あの時の自分に腹が立つ。

全ては自分の判断ミス。
だけど、自分がやった事が
世間的に間違っていた事ならば
貴方が諭してくれると信じてた。
信じきってたんだ心から…

一般の人には甘えにしか聞こえないだろう。
けれど私は精神異常者。
心から信じられる人は滅多に居ない。
故に信頼できる人はとことん信じる。
そうじゃないと情緒が安定しないから…

私は彼を信じてた。
風邪を引いたって言うのも嘘じゃないと
信じていた。あの瞬間までは…