「お姉……ちゃん……?」


あたしは、ゆっくりと立ち上がり、お姉ちゃんに歩み寄った。




横たわるお姉ちゃんの上半身の下は……


真っ赤な


血の海。



そして……



左手の上には……




大きな鉄の板が……



数枚……