〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)


斎「もし、どちらかを選べというのが来たのなら…」



総夜はこの時どうか一が新選組を選んでくれる事を願った。



たとえ、自分を選んだとしてもこの先幸せに暮らしていく自信がないのだ。



総(お願い…新選組を選んで…)



だが、そんな願いも消える



斎「俺は…総夜を選ぶよ」



総「っ‼」



ギュッと抱き締める力を強める斎藤に総夜は斎藤なりの覚悟がある事を知った。



総「は、一…俺と居たって幸せになれないかもしれないんだよ?」




斎「それでも、俺はお前と居たいんだ」




何とかして斎藤をここから離れらせようとした。